歴史SF小説『草莽ニ死ス 〜a lad of hot blood〜』

ク・セ・ジュ 〜月夜に君は何を想うか〜 考えるということは、要するに自分で何か映像をつむぎだしていくということだ。何かが、あたかも自分の眼にはっきりと映るかのようにしていくのが「考える」ことだ。どんな人でも、結局はそういうふうにして考えている

2017-06-30から1日間の記事一覧

『草莽ニ死ス ~a lad of hot blood~』 第20話

※どうもいがもっちです。 今回はみなさんお待ちかねのあの人が登場!? 神戸の夜港を背丈の大きい男が闊歩している。 「冬の神戸は港としては凍結せんぶん優秀なんかもしれんが、南国出のワシにゃあ、やっぱり寒いがぜよ。今夜は鍋じゃのう。あれ? 昨日も鍋…